不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代
江副 浩正 (著)


リクルートの江副さんが書いた本。
ホットペッパーだけじゃなくてコスモスイニシアもやってるんですよ。

なんというか著者が不動産関わるなかで今感じている事を集めた感じの内容。
全体を通して何かを主張してる様には感じられないんで「だから何?」ってとこもあるけど長く不動産やってる人が考えてる事を垣間見るようで面白かったです。


今後の金利上昇で変動金利の住宅ローンを組んだ人は自己破産、フラット35やそれに追随する民間の長期固定住宅ローンを売っている金融機関は逆ザヤ。
ついでに住宅ローンを証券化した物を持ってる所もやられる。

という訳で金利が実際に上昇すると結構ヤバイんでないの?って感じで処理のために売られる不動産も大量に出るから不動産価格は下がる。
ついでに土地は規制緩和や埋め立てで生産され続けてるんで下がる。
ただ良い場所に住みたい人は幾らでも居るんで上がる所は今後も上がる。

ざっくりこんな内容でした。
しかしホントに金利が大きく上昇したら困るなあ
なんせうちで一番大きい借入れは変動ですからね。
今はせっせと元本を返してるところなんで金利上昇は待ってて欲しいもんです( ´_ゝ`)


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